基金の年金は、大まかにいって「基本部分」「加算部分」の2つで構成されています。


●基本部分
基金が代行している厚生年金の「報酬比例部分」(現役時の給与額で人により違いが出る部分)に、プラスアルファ分を上乗せしてより手厚い給付を行います。
国の場合、原則として25年以上の被保険者期間がなければ受けられませんが、基金加入のメリットとして、1ヵ月以上の基金加入員期間があれば、この部分の年金の受給資格を得ることができます。


※当基金は平成27年10月1日付で、代行返上(将来分)が認可されました。よって同日以降、厚生年金保険料は全額国へ納めていただいておりますので、代行返上(将来分)後以降の年金(従来「基本部分」と呼ばれていた部分)は国より支給されることとなります。


●加算部分
基金独自で給付を行う部分で、基金の年金最大のメリットとなる部分です。この加算部分の年金は、当基金に10年以上加入していれば受けられます。また、さまざまなライフプランに対応できるように各種の一時金として受けることもできます(図参照)。

平成15年3月31日までの期間

平成15年4月1日以降の期間

平成27年10月1日以降の期間
■代行返上後の年金支給について