ここでは、みなさんからのご質問のうち、頻繁にお寄せいただくご質問に回答していきます。
 
Q1 基金に加入すると、加入員にはどんなメリットがありますか?
Q2 基金に加入すると、事業主にはどんなメリットがありますか?
Q3 基金に加入すると加入員の負担は増えますか?
Q4 私たちは国の年金にも加入しているのですか?
Q5 基金と国の年金制度はどのような関係ですか?
Q6 脱退一時金は年金として受けられますか?
Q7 20年保証期間とはどのようなことですか?


 
Q1 基金に加入すると、加入員にはどんなメリットがありますか?
A1 電設厚年基金に加入すると、加入員期間に応じて、より豊かな年金を受けることができるほか、短期間の加入で脱退した人でも3年以上加入していれば一時金を受けることができます。また、結婚祝金の支給や契約保養施設に宿泊した際に補助金が支給されるなど、福祉施設事業を利用することができるなどのメリットもあります。
基金加入のメリット
 
Q2 基金に加入すると、事業主にはどんなメリットがありますか?
A2

当基金に加入すると、年々増えていく退職金支払いのために必要な資金を毎月の掛金として計画的に準備できるうえ、基金に毎月納める掛金は、全額損金として算入されますので、実質の負担は大きく軽減されます。また、福祉施設の導入により、企業の信頼感が向上し、優秀な人材の確保や定着につながるなどのメリットがあります。
基金加入のメリット

 
Q3 基金に加入すると加入員の負担は増えますか?
A3 当基金に加入しても、加入員の負担は増えることはありません。基金が独自に設計した上乗せ年金や基金を運営するために必要な費用などは、すべて事業主に負担していただいています。つまり、当基金の加入員は、基金に加入していない人と同じ負担で、より多くの年金を受けることができるのです。
負担のしくみ
 
Q4 私たちは国の年金にも加入しているのですか?
A4 当基金に加入できる事業所は、厚生年金の適用事業所であることが条件になりますので、加入員のみなさんは、すべての国民を対象とした国民年金と、会社員を対象とした厚生年金にも加入しています。国民年金・厚生年金は、老齢になったときや障害を持ったとき、死亡したときなどに年金を支給して加入している人の生活を支えています。
国の年金の概要
 
Q5 基金と国の年金制度はどのような関係ですか?
A5 国の年金制度には、日本に住む20歳以上60歳未満のすべての人が加入する国民年金、会社などに勤める人が加入する厚生年金があります。さらに、電設業界に勤める方々により豊かな年金を支給するため、国の認可の下に設立されたのが東京都電設工業厚年基金です。当基金は、基金独自に設計した年金を給付しています。
厚生年金基金と公的年金の関係
 
Q6 脱退一時金は年金として受けられますか?
A6 当基金では、加入期間が10年未満で60歳未満で退職した人を中途脱退者といいます。基金の加入期間が3年以上10年未満の人は退職時に脱退一時金を受けられますが、その人が中途脱退者であれば希望により脱退一時金を通算企業年金という年金として受けられます。なお、通算企業年金は企業年金連合会から受けることになります。
受け方さまざま基金の給付
 
Q7 20年保証期間とはどのようなことですか?
A7

加算年金は20年間*の受給権が保証されておりますので、受給開始から20年以内に亡くなられた場合、20年に達するまでの残余期間分相当額が遺族一時金として受けられます。
もちろん、生存中は終身年金として受給することになります。

*(平成17年4月1日より前の旧制度に該当する場合は15年)
受け方さまざま基金の給付